【ワシントン時事】昨年11月の米上下両院選を受けた新議会が3日開会した。下院(定数435、欠員1)は議長選挙を行い、多数派・共和党でトランプ次期大統領が推薦したジョンソン氏が過半数の218票を得て再選を果たした。
ジョンソン氏は演説で、トランプ氏との連携を強調。「米国民の利益を最優先する」と約束した。
当初、共和党議員3人が造反の意思を示したが、米メディアによるとトランプ氏も説得に加わり、2人が翻意した。党内対立のあおりで議長選出に15回もの投票を要した前議会の混乱の再来を回避。20日に大統領に就任するトランプ氏は、辛くも党掌握の体面を保った形だ。
[時事通信社]