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議長ハリス氏、悔しい役回り=選挙結果承認は「神聖な義務」―米

時事通信 2025年1月7日 7時9分

 【ワシントン時事】6日に米議会で行われた大統領選の結果承認手続きは、トランプ次期大統領と戦ったハリス副大統領が主宰した。上院議長を兼務する副大統領の職務と憲法に定められているためで、ハリス氏は自らの敗北の確定を宣言する悔しい役回りを演じることとなった。

 ハリス氏は開会に先立ち、ビデオメッセージで「選挙結果の承認は神聖な義務であり、国への愛と憲法への忠誠、国民への信頼に基づきこれを守る」と述べた。

 敗者が結果承認を担ったのは、2000年、票集計を巡る混乱の果てにブッシュ(子)氏(共和)に敗北したゴア氏(民主)や、1960年にケネディ氏(民主)と戦ったニクソン氏(共和)らの例がある。

 ハリス氏は大統領選の翌日に敗北を宣言。「闘いをやめない」と語り、政界に残る意向を示している。2028年大統領選に再挑戦する可能性が取り沙汰される一方、26年カリフォルニア州知事選に立候補する説も浮上している。 

[時事通信社]

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