経済産業省が8日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭小売価格(6日時点)は、全国平均で180円60銭だった。1年3カ月ぶりに180円を超えた昨年12月23日時点から横ばい。8週ぶりに上昇が止まったものの、政府が石油元売り会社に支給している補助金を縮小したことに伴って高止まりしている。
地域別では24都道府県で値上がり、横ばいは7県、値下がりは16府県だった。最高値は長野県の190円70銭で、最安値は岩手県の173円20銭。上昇幅は沖縄県の3円30銭が最も大きく、下落幅は山口県の2円10銭が最大だった。
16日から補助金がさらに縮小され、価格は185円に向けて上昇していくとみられる。
[時事通信社]