【ワシントン時事】米大リーグ・ドジャースの元オーナーで米実業家のフランク・マッコート氏らの投資家グループは9日、中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業の買収を、親会社の中国IT大手、字節跳動(バイトダンス)に正式提案したと発表した。
ティックトックを巡っては、米事業を売却しなければ、サービスを禁じるという内容の法律が19日に発効される。マッコート氏は声明で「数百万人の米国人が、引き続きアプリを楽しめるようになる」と主張した。
買収額は明らかにしていないが、投資家やファンドなどが資金提供に関心を示していると説明。大手金融機関からの借り入れも確保したという。
[時事通信社]