法政大多摩キャンパス(東京都町田市)で女がハンマーを振り回し、学生8人が負傷した事件で、傷害容疑で逮捕された韓国籍の留学生で、同大社会学部2年のユ・ジュヒョン容疑者(22)が「事件当日の朝、別の教室にあったハンマーを上着のポケットに入れて持ち出した」と供述していることが11日、警視庁国際犯罪対策課への取材で分かった。
同容疑者は事件前に別の授業を受けていた。その際もハンマーを隠し持っていた可能性があり、同課が裏付けを進めている。
同課によると、同容疑者は「日ごろからいじめを受けていた」「当日の朝、(現場とは別の)社会学部の教室にあったハンマーを上着のポケットに入れて持ち出した。授業中、いじめをやめさせるには学生たちを殴るしかないと思い、殴った」と供述している。
[時事通信社]