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自分が楽しいものを=芥川賞の安堂ホセさん

時事通信 2025年1月15日 22時27分

 安堂ホセさん(30)は、一貫してマイノリティーの存在を小説の主題に置いてきた。「与えられた器を目いっぱい使って、自分が楽しいものを書く」。芥川賞の知らせに安堵(あんど)の表情を浮かべつつ、今後に向けた決意を語った。

 デビュー作から3作連続のノミネート。「一つのテーマで完成度を高めるのに飽き、それを打開したくて」と、多くの物語とテーマを今作に盛り込んだ。それでも「意外と小説は壊れないし、今までより取り込む世界が広がった」と手応えを口にした。 

[時事通信社]

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