大学入試センターは２２日、大学入学共通テスト（１８、１９日実施）の平均点の中間集計を公表した。受験者数１万人以上の対象科目間で、現時点で２０点以上の平均点差は生じておらず、得点調整は行われない見通し。２４日に最終決定し、公表する。
同センターは、採点が終わった受験生約２１万３５００人分を集計。主要科目では、２００点満点の国語が１２６．１３点、１００点満点の数学I、数学Ａは５６．６６点、英語はリーディングが５９．６５点、リスニングが６２．９１点だった。
今回初めて導入された教科「情報」は情報Iが７３．１０点だった。平均点の最終集計は２月６日に発表する。
一方、病気などを理由に追試験が認められたのは９９２人。対応ミスなどによる再試験は７会場計１６３人が対象となり、うち５４人が希望している。追試験、再試験は当初の東西４会場から７会場に場所を増やし、２５、２６日に実施する。
［時事通信社］