トヨタ自動車は22日、長時間のアイドリングによりオルタネーター(発電機)の部品が破損し、最悪の場合エンストする恐れがあるとして、ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」の2車種計43万4520台(2014年12月~23年4月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
国交省によると、長時間のアイドリングや低速走行を繰り返すと、発電機のクラッチが摩耗して破損する可能性がある。また、ボンネットに取り付けたパーツが熱で変形して脱落する恐れがある。これまでに不具合が計135件報告されていた。
[時事通信社]