【ニューヨーク時事】23日のニューヨーク株式相場は、金利や原油価格の引き下げを求めるトランプ米大統領の発言が好感され、4営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比408.34ドル高の4万4565.07ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は44.34ポイント高の2万0053.68で引けた。
投資家が重視するS&P500種株価指数は史上最高値を更新して取引を終えた。
トランプ氏はスイスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、金利を「即座に低下」させるよう連邦準備制度理事会(FRB)に迫ったほか、原油価格を下げるよう石油輸出国機構(OPEC)に求めた。実現すれば企業業績にプラスになるとの期待から、幅広い銘柄が買われた。
[時事通信社]