【ワシントン時事】ルビオ米国務長官は24日、デンマークのラスムセン外相と電話会談した。トランプ大統領はデンマーク領グリーンランドの領有に向けて軍事的・経済的圧力をちらつかせており、会談でも議題となった可能性がある。
米国務省のブルース報道官は声明で、長官と外相が「両国関係の強さを再確認した」と強調。安全保障や防衛、経済、貿易問題、ロシアのウクライナ侵攻終結を巡り、2国間および地域レベルで連携を強めることの重要性について話し合ったと述べた。
デンマーク外務省も声明を出し、グリーンランドに関し「米国、デンマーク、グリーンランドの間で後日協議することで合意した」と説明した。
[時事通信社]