日本航空が4日発表した2024年4~12月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比6.0%増の910億円だった。旺盛な訪日客需要に加え、国内線旅客数も順調に推移し、収益を押し上げた。
売上高に相当する売上収益は10.9%増の1兆3859億円と、4~12月期として12年の再上場後で最高となった。旅客事業だけではなく貨物事業や非航空事業でも売り上げを伸ばした。東京都内で記者会見した斎藤祐二副社長は、コロナ禍前に比べ「(国内線よりも)国際線の方が収益性が高くなっている」と指摘。国内線の需要を一層高めていく考えを示した。
[時事通信社]