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訪日外国人向け風俗の経営者逮捕=海外紙幣で支払い受け付け―警視庁

時事通信 2025年2月4日 12時32分

 訪日外国人向けの風俗店を営業したとして、警視庁保安課は4日までに、売春防止法違反(場所提供など)容疑で、東京・歌舞伎町の風俗店「メンズエステ SPARAKU」経営者の須藤一樹容疑者(54)=東京都新宿区百人町=ら男7人を逮捕した。同容疑者ら6人は容疑を認め、1人は黙秘している。同課によると、訪日外国人向け風俗店の摘発は全国初。

 店は英語でホームページを作り、外国紙幣で支払いを受け付けるなどしていた。客は6割が外国人で、ホームページや風俗店の紹介動画、客引きの声掛けなどをきっかけに来店。1日の来店者数は平均30人、売り上げは約45万円に上った。

 店からは中国やインド、アルゼンチンなど16カ国の紙幣が押収された。

 店で働く女性25人は全員が日本人で、新宿区立大久保公園周辺で売春の客待ち中に須藤容疑者に声を掛けられたり、従業員の口コミで集められたりしていた。メンズ地下アイドルの応援やホストクラブで遊ぶ費用を稼ぐ目的で働く女性もいた。

 逮捕容疑は昨年10~11月、20代女性3人に売春場所を提供するなどした疑い。 

[時事通信社]

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