石破茂首相は5日、2025年大阪・関西万博を巡り大阪府の吉村洋文知事と首相官邸で面会した。吉村氏は前売り券の売れ行きが伸び悩んでいるとして、入場券の販売方法の改善を要望。首相は「当日券が買えるように工夫したい」と述べ、事前購入が不要な入場券を新設する意向を示した。
日本国際博覧会協会は、会場での混雑を防ぐ目的で、来場者に対して前売り券を購入の上、入場日時を予約するよう求めている。首相は、当日券の導入により「大混乱や、長蛇の列で買いにくいといったことが起きないように、あらゆる事態を想定する」と述べた。
[時事通信社]