6日午前7時50分すぎ、東京・内幸町の帝国ホテルの敷地内で、石破茂首相用の公用車と警護車が接触する事故があった。首相は乗車しておらず、運転手や警護員(SP)にけがはなかった。
首相を乗せた車列はホテルの車寄せに到着。首相を降ろした後に車列が後方の待機場所にバックで移動する際、公用車が後ろの警護車にぶつかった。公用車のバンパーに傷が付いたが、首相周辺によると、走行に問題はなかったといい、その後、首相を乗せて国会に向かった。警護車は別の車両と交換した。
公用車は昨年12月、鳥取市内で先導の警護車と接触事故を起こしている。林芳正官房長官は6日の記者会見で「このような事故が発生しないよう努めていく」と語った。
[時事通信社]