ホンダと日産自動車の経営統合協議が6日、破談に終わる見通しとなった。日産の内田誠社長が同日午前、東京・青山のホンダ本社を訪れ、三部敏宏社長に協議打ち切りの方針を伝えた。昨年12月に始まった統合協議は日産のリストラ策などを巡って折り合いがつかず、合意に至らないまま2カ月足らずで終了する。
ホンダと日産は社内手続きを経た上で、今月中旬をめどに統合協議の方向性について正式に発表する予定。一方、昨年3月から進めてきた電気自動車(EV)開発や車載ソフトなどに関する協業については今後の対応を引き続き検討する。
[時事通信社]