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広瀬被告、緊張の面持ち=本人質問で涙も―秘書給与詐取

時事通信 2025年2月6日 18時6分

 「間違いございません」。東京地裁で6日開かれた秘書給与詐取事件の初公判で、元参院議員広瀬めぐみ被告(58)は、緊張した面持ちで起訴内容を認めた。被告人質問では涙を流す場面もあった。

 午後1時半、濃紺のジャケットに白いブラウス、黒のスカート姿の広瀬被告が硬い表情で法廷に現れた。裁判長から促され、足早に証言台の前に立つと、名前や住所などの人定質問に淡々と返答。職業を問われ、「弁護士をしております」と、よどみなく述べた。

 検察官が起訴状を読み上げる間は、じっと前を見詰めて聞いていた。罪状認否を終えると、弁護人の隣の席に戻り、手元の資料を見ながら検察側の冒頭陳述に耳を傾けた。

 弁護側の被告人質問で、司法試験の勉強は大変だったかと問われた際は「息子が生まれ、子育てをしながらだったので大変でした」と声を震わせ、涙を何度も手で拭った。 

[時事通信社]

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