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公選法違反の「恐れがある」=都知事選で業者にキャンセル料―石丸氏

時事通信 2025年2月6日 17時24分

 地域政党「再生の道」代表の石丸伸二氏は6日、東京都内で記者会見し、昨年7月の都知事選で自身の陣営が公職選挙法違反の疑いがある業務の発注をしていたとの週刊文春の報道について、「(法違反の)恐れがあるというのは、やはりそうなんだと思う」と述べた。当時の関係者に聞き取りをした上で調査結果を公表するとしている。

 石丸氏側の説明によると、都知事選で陣営の関係者が決起集会のライブ配信を約97万円で業者に依頼したが、選挙運動への報酬の支払いを禁じた公選法に抵触する可能性があるとの指摘が内部で出たため発注をキャンセル。その後、キャンセル料として同額を業者に支払った。業者のスタッフはボランティアとして撮影に参加した。石丸氏は当時、詳細を把握していなかったという。

 石丸氏は、再生の道の都議選候補擁立への影響については「限定的」と述べた。候補者選考にはこれまでに現職の区議や市長経験者ら490人の応募があったという。 

[時事通信社]

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