公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は7日、2024年10~12月期の運用損益が10兆7032億円の黒字になったと発表した。国内外の株高や円安が追い風となり、2四半期ぶりの黒字となった。
収益率はプラス4.31%。保有資産別の損益額は、好調な企業決算やトランプ米大統領の経済政策への期待感から、外国株式が5兆5898億円、国内株式が3兆4149億円、それぞれ黒字となった。円安の進行で外貨建て資産の円換算額が膨らみ、外国債券も2兆5397億円の黒字を確保した。
[時事通信社]