【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、ホワイトハウスで記者団に対し、ウクライナのゼレンスキー大統領と来週にも対面で会談する方向で調整していると明らかにした。ワシントンでの開催を示唆したが、詳細には触れなかった。ウクライナを訪れる計画はないと説明した。
トランプ氏は「恐らくゼレンスキー大統領と来週会うだろう。(ロシアの)プーチン大統領とも話すかもしれない」と語った。また「私が戦争を終結させたいと思う一番の理由は、彼らが多数の人々を殺しているからだ」と述べ、停戦を両者に働き掛ける考えを示した。
ゼレンスキー氏はトランプ氏の発言を受け、両政府が実務レベルで詳細を詰めているとX(旧ツイッター)に投稿した。「今後数週間は外交が非常に集中する可能性がある」と記し、「この時間を生産的なものにするため必要なことをする」と強調した。
[時事通信社]