【シリコンバレー時事】優れたアニメを表彰する第52回米アニー賞(国際アニメ映画協会主催)の授賞式が8日夜(日本時間9日午後)、西部ロサンゼルスで開かれた。長編インディペンデント作品賞にノミネートされた「ルックバック」(押山清高監督)は受賞を逃した。
円谷プロダクションが米ネットフリックスと共同製作した「ウルトラマン:ライジング」(シャノン・ティンドル監督)も、長編作品賞など4部門で候補に入ったが、届かなかった。
ルックバックの原作は、人気漫画「チェンソーマン」などで知られる藤本タツキさん。長編インディペンデント作品賞は、米国での公開が限定的だった作品が対象。今回は「Flow(フロー)」(ギンツ・ジルバロディス監督)が受賞した。
映画作品では「野生の島のロズ」(クリス・サンダース監督)が9冠、テレビ・メディア作品では「アーケイン」が7冠を飾った。
[時事通信社]