トランプ米大統領は、米紙ニューヨーク・ポストが8日報じたインタビューで、ロシアによるウクライナ侵攻の停戦に向けプーチン大統領と電話会談したと述べた。ただ、電話会談の時期や回数は明らかにしなかった。取材は7日に行われた。
トランプ氏は、プーチン氏は戦死者の増加を気にしていると述べ、「彼は人々が死ぬのを止めたいと思っている」と指摘。停戦実現に向け具体的な計画があると主張し、同席していたウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)に「(ロシアとの)協議を進めよう。彼らは会いたがっている」と話した。
ロイター通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は1月下旬、プーチン氏はトランプ氏と電話会談する用意があり、米国の返答を待っているところだと説明していた。
[時事通信社]