秋田県男鹿市の真山神社で、同神社の神事「柴灯祭」と、大みそかの伝統行事「ナマハゲ」を組み合わせた「なまはげ柴灯(せど)まつり」が行われた。毎年2月に開催しており、今年で62回目。
祭りでは、地域に伝わる神事が披露された後、若者らがお面を身に付け、ナマハゲと化して神社裏手の山に入った。山には和太鼓の演奏が鳴り響き、幻想的な雰囲気に包まれる中、たいまつを持って下山したナマハゲは、雄たけびを上げながら境内を練り歩いていた。
また、市内の各集落からも約20体のナマハゲが集結し、観光客が一緒に写真を撮って楽しんでいた。
[時事通信社]