【サンパウロ時事】中米グアテマラの首都グアテマラ市で10日、バスが橋から転落し、地元メディアによると少なくとも51人が死亡した。バスがブレーキの故障で暴走した可能性があるという。アレバロ大統領はX(旧ツイッター)で、「深い悲しみ」を示した上で「国家の服喪を宣言する」と表明した。
報道によると、70人以上を乗せてすし詰め状態だったバスは、グアテマラ市に向かって幹線道路を走行中に制御不能となり、次々と車に衝突。ガードレールを突き破り、数十メートル下の川に転落した。主要紙プレンサリブレによると、バスは時速60キロを出していたとみられ、ブレーキの故障が原因だった可能性がある。
[時事通信社]