【ワシントン時事】トランプ米大統領は11日、ベッセント米財務長官がウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談すると明らかにした。SNSに投稿した。ウクライナ支援や、トランプ氏が見返りとして求めているレアアース(希土類)供給などを協議するとみられる。
トランプ氏は「この戦争はすぐに終わらせなければならず、終わるだろう」と投稿した。前日放映の米メディアのインタビューでは、これまでのウクライナへの巨額資金支援を「取り戻したい」と表明。ウクライナも米国へのレアアース供給に基本的に同意していると説明した。
14日には、バンス米副大統領がゼレンスキー氏と会談する見通し。トランプ政権は、ロシアのウクライナ侵攻から3年を前に、戦闘終結に向けた動きを活発化させている。
[時事通信社]