タレントのデヴィ夫人は12日、自身が代表を務める政治団体「12(ワンニャン)平和党」の設立を発表した。犬猫愛護を理念に掲げ、夏の参院選での候補擁立を目指す。自身も日本国籍を取得した上で比例代表に出馬する意向を示した。
デヴィ夫人は東京都内のホテルで記者会見し、「党の一丁目一番地は犬猫食の禁止法成立だ」と訴えた。規約に「犬を守り、人類との共生を目指す」などと明記。アニマルポリスの設置、動物虐待の厳罰化などを図る。デヴィ夫人はインドネシアの故スカルノ元大統領の第3夫人。
会見に同席した選挙プランナーの藤川晋之助氏は参院選の獲得目標に関し、「最低でも2~3議席。できれば5議席」と述べた。
[時事通信社]