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24年前の殺人、男に懲役15年=「危険で残忍な犯行」―広島地裁

時事通信 2025年2月12日 17時54分

 広島県福山市の住宅で2001年、主婦を刺殺したとして、殺人などの罪に問われた無職竹森幸三被告(70)の裁判員裁判の判決が12日、広島地裁であった。後藤有己裁判長は「危険で残忍な犯行」として、求刑通り懲役15年を言い渡した。

 現場に残された血痕が同被告のものと言えるかが主な争点だった。公判で弁護側は「DNA型が一部一致していない」と無罪を主張したが、後藤裁判長は「長期間の経過による劣化や、被告以外のDNA型が微量混入していたためと理解できる」として、血痕は同被告のものだと認定。現場に残された足跡とほぼ同サイズの靴が同被告の家から発見されたことなどから「同被告が犯人と認められる」と結論付けた。 

[時事通信社]

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