JR西日本が株主総会を開き、外国人観光客の増加などで2年連続の黒字になったと発表しました。
大阪市内で開催した株主総会でJR西日本は、2023年度の最終損益が987億円の黒字になったと説明しました。
2年連続の黒字で、前年度よりも11%増えました。
外国人観光客の収入が過去最高となり、鉄道利用がコロナ禍前の96%にまで回復。商業施設やホテル事業も好調だったということです。
また、北陸新幹線の敦賀延伸などで鉄道利用の好調が見込まれ、今年度の最終利益は1000億円程度になるという見通しを示しました。
総会では長谷川社長が先週の京都線での信号トラブルなど大幅なダイヤの乱れが相次いでいることを謝罪する場面もありました。