宝塚歌劇団の女性が死亡した問題をめぐり歌劇団を脅迫するメールを送ったとして、男性が4月に書類送検されました。
警察によりますと、東京都に住む30代の会社員の男性は去年11月、「爆弾を仕掛けて危害を加える」という内容のメールを歌劇団に送り、従業員を警戒に当たらせるなどしたということです。
警察は被害届を受理し、男性を4月下旬に威力業務妨害の疑いで書類送検しました。
男性は警察の調べに対し「ニュースを見て、歌劇団の組織が許せなくなった。自分が職場で受けた不当な扱いと重なった」などと容疑を認めているということです。
宝塚歌劇団をめぐっては、去年9月に劇団員の女性(当時25)が死亡し、歌劇団側は上級生らによるパワーハラスメントがあったとを認め、謝罪しています。