関西電力の株主総会で、過去最高の黒字が報告されました。
26日、大阪市内で株主総会が開かれ、関西電力は昨年度の最終損益が4418億円の黒字、売り上げが4兆593億円で、いずれも過去最高だったと報告しました。
高浜原発1号機と2号機の再稼働が進んだことで、原子力利用率が上昇したことやLNG=液化天然ガスなどの燃料価格の低下、電力料収入の増加などが要因だとしています。
一方、株主からは「過去最高の黒字をあげているのに電気代を上げるのはおかしい」といった意見があったということです。
総会では、脱原発や森望社長の解任を求める株主提案18件が否決されました。