姉妹の自宅売却代金もだましとっていた疑いがあります。
介護施設運営会社の元社長西影由貴容疑者(38)は2021年から去年の間に、大阪市鶴見区で当時経営していたデイサービスの利用者だった80代の姉妹から預かったキャッシュカードを使い、現金2000万円あまりを横領するなどした疑いで27日、送検されました。
西影容疑者は容疑を否認しています。
その後の警察への取材で、西影容疑者は姉妹から自宅の売却を依頼され、不動産会社に約800万円で売却していますが、姉妹は代金を受け取っておらず、西影容疑者がだまし取った疑いがあることが新たに分かりました。
警察は西影容疑者が姉妹からだまし取った代金を会社の運転資金などに充てていたとみて捜査しています。