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「怖い取り調べから逃れたい一心だった」 湖東記念病院の患者死亡で元看護助手に再審無罪 嘘の供述した理由語る

ABCニュース 2024年6月27日 19時3分

 元看護助手の西山美香さん(44)は2003年、滋賀県東近江市の湖東記念病院で、男性患者(当時72歳)を殺害したとする罪で12年間服役した後、2020年に再審で無罪が確定しました。

 西山さんはその後、国と県に損害賠償を求めて訴えを起こし、27日の裁判では自ら証言台に立ちました。

 原告側から嘘の供述をした理由を問われると「机を叩いたり机の足を蹴ったりされた。怖い取り調べから逃れたい一心だった」と証言しました。

 その後、取り調べをした警察官に好意を抱き、気を引くために「チューブを外した」と嘘の自白をした理由を話しました。

 西山さんは「取り調べの違法性や、検察が抗告することで自分たちが苦しむことを知ってほしい」と訴えました。

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