新型コロナ対策の特別給付金をだましとったとして、中核派活動家の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕された中核派活動家の高田暁典容疑者（３６）は、２０２２年に京都市からの給付金１０万円を不正に受給した疑いが持たれています。
警察によりますと、給付金は新型コロナの影響で家計に急変があった家庭の支援を目的に非課税世帯を対象としたもので、高田容疑者には当時、給付要件を満たさない収入がありましたが、虚偽の書類を市に提出していたということです。
警察は２７日までに、高田容疑者の関係先として京都大学の熊野寮や東京都にある中核派の活動拠点「前進社」などを家宅捜索しています。
高田容疑者は警察の調べに、黙秘しているということです。
高田容疑者は去年８月６日に広島市で開かれた平和記念式典で、市の職員に暴行を加えた疑いで逮捕・起訴されています。