便宜を図った見返りに10万円を受け取った疑いが持たれています。
収賄の疑いで逮捕されたのは京都市上下水道局主事の柳生精治容疑者(64)です。
柳生容疑者は、下水道施設の維持や管理をする立場にあった3年前、市が発注した下水道の工事で、特定の会社が受注できるよう便宜を図り、その見返りと知りながら現金10万円を受け取った疑いが持たれています。
また、警察は、柳生容疑者に現金を渡したとして京都市の建設会社役員・村田靖司こと朴靖司容疑者(52)を贈賄の疑いで逮捕しました。警察は2人の認否を明らかにしていません。
京都市上下水道局は「職員が逮捕されるに至ったことは誠に遺憾です。今後、厳正に対処してまいります」としています。