安倍元総理が銃撃されてからあす８日で２年となるのを前に、事件が起きた奈良市の近鉄大和西大寺駅前には、朝から多くの人が訪れています。
７日午前９時から設置された献花台では、訪れた人が安倍晋三元総理大臣の遺影に向かって手を合わせました。
（献花に訪れた人）
「早いですね。あのとき（演説を）見てたんですよ。１週間、涙が止まらなかった」
「日本のために尽くしてくださったんじゃないかと思って。本当に惜しい方を亡くしたと思ってます」
事件が起きた現場には去年も多くの人が訪れ、現場では銃に似た物を掲げた男性が逮捕されるなど混乱したため、今年は献花台の周りが柵で囲われた上、手荷物検査も実施されています。
この事件では、山上徹也被告（４３）が現行犯逮捕され殺人などの罪で起訴されていますが、公判が始まる見通しは立っていません。