滋賀県の野球チームを指導する男が、男子中学生2人に対し暴行を加えたとして逮捕・送検されました。
傷害や暴行などの疑いで逮捕・送検されたのは小寺学容疑者(43)です。
小寺容疑者は滋賀県近江八幡市にあるスポーツ施設で野球チームに所属している中学生に指導をしていました。
事件はことし5月、合宿中に起きました。
(古川昌希アナウンサー)「警察によりますと、小寺容疑者は中学1年生の男子生徒に対し暴行を加えた疑いがもたれています」
小寺容疑者は野球チームの男子中学生に対し顔や腹を数十回殴るなどしけい椎をねんざさせたということです。
さらに小寺容疑者は別の男子中学生に対しても暴行したとみられます。
そのうえ、包丁を突きつけながら「殺すぞまじで」、「人刺すの簡単やから。刺したろか」などと発言しました。
小寺容疑者は深夜から翌朝にかけて複数の生徒を指導する中で、暴行や脅迫に及んだということです。
関係者によると、小寺容疑者は様々な野球クラブで指導経験があり、その教え子の中にはプロ野球選手になった生徒もいるということです。
警察の調べに対し小寺容疑者は容疑を否認しています。