万博の海外パビリオンの建物が、初めて参加国へ引き渡されました。
万博協会は11日、参加国のヨルダンへ完成した「タイプB」の建物を引き渡しました。
「タイプB」が引き渡されるのはヨルダンが初めてです。
「タイプB」は、参加国が自前で建設する「タイプA」とは違い、日本側が建設し参加国が外装と内部の展示を作ります。
建物の中は仕切られていて、複数の参加国が使用できます。
また、夢洲の会場で「タイプB」と「タイプC」が報道陣に公開されました。
「タイプC」は日本側が建設した建物を複数の国が共同で利用し、それぞれに展示スペースが割り当てられます。
「タイプB」と「タイプC」には、あわせて109の国と地域が参加する予定で、そのうち「タイプA」から「タイプC」に移行した国は現在7カ国だということです。