福祉施設で入所者に暴行し重傷を負わせたとして逮捕された介護士の女が、入所者のけがについて次の介護士に報告していなかったことがわかりました。
傷害の疑いで逮捕・送検された介護士の朝倉優子容疑者(62)は4月、派遣されていた吹田市の福祉施設で、入所者の女性(80代)に全治1ヵ月の重傷を負わせた疑いが持たれています。
警察によりますと女性がけがをした時間帯に女性の部屋に出入りしていたのは朝倉容疑者だけだといい、朝倉容疑者はけがについて次の介護士に報告をしていなかったことが新たにわかりました。
朝倉容疑者は容疑を否認しています。警察は朝倉容疑者が複数の派遣先で利用者に暴行を加えた可能性があるとみて、捜査しています。