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一転「火がついた紙を投げ入れた」「住人を困らせようと思って」 西成放火殺人事件 容疑者が一部容疑を認める

ABCニュース 2024年7月12日 15時31分

 大阪市西成区で、集合住宅に放火し住人を殺害したとして逮捕された男が「火がついた紙を投げ入れた」と容疑の一部を認めていることが分かりました。

 新居田信善容疑者(60)は先月9日、西成区の集合住宅に火を放ち、2階に住む牧田奈々絵さん(当時48歳)を殺害した疑いで逮捕・送検されました。

 新居田容疑者は、逮捕当初「全く身に覚えはありません」と容疑を否認していましたが「本当は、私が火のついた紙を窓から投げ入れました。(火元となった1階の)女の人を困らせようと思ってやりました」と、一転して容疑の一部を認めているということです。

 現場付近の防犯カメラには、新居田容疑者らしき人物が住宅の一階の窓から何かを投げ入れ、数分後に、炎が激しく上がる様子が映っていました。

 警察は火事の後に新居田容疑者が火元となった1階の女性に声を掛けていることから、この女性の気を引こうとした可能性もあるとみて、動機の解明などを進めています。

 この女性は新居田容疑者とは面識はないと話しているということです。

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