大阪市天王寺区にある大阪市立美術館が、開館以来の大規模改修を経て、リニューアルした姿が公開されました。
大阪市立美術館は、１９３６年に開館した日本で３番目に古い公立の美術館で、国の登録有形文化財に指定されています。
今回の大規模改修は約１００億円をかけて実施され、耐震補強や展示ケースの増設など、設備の充実がはかられました。
無料エリアでもある中央ホールでは、シャンデリアを撤去したことで、開館当時の天井を見ることができます。
ほかにも階段を使わずに入館できるバリアフリーのエントランスが設置され、カフェやミュージアムショップも新たに開設されます。
今後は以前よりも１００日多い、年間３００日の開館を目指していくということです。
大阪市立美術館は、来年３月１日にリニューアルオープンする予定です。