性別の変更を認めないのは憲法違反だと訴えています。
京都市内に住む性同一性障害の当事者(50代)は、男性として生まれましたが、結婚した後に性別適合手術を受けるなどして、現在はトランスジェンダーの女性として暮らしていて、戸籍上の性別を女性に変更することを求めています。
しかし、今の法律では結婚をしていないことが性別変更の要件とされているため、離婚をしなければ性別を変更できません。
この要件が憲法が保障する人権を侵害しているとして、性別変更の審判を申し立てました。
(当事者)「男として生きてきて、女性と結婚しているなら男だと言われ続けている。裁判官にもそういう色眼鏡で見て欲しくないし、世間にもそう思ってほしくない」