学校の決まりに反して、部活の遠征先で教師が酒を飲んでいました。
徳島県立鳴門渦潮高校によりますと、剣道部の監督を務める50代の男性教師は5月上旬、県外への3泊4日の遠征合宿で、学校の規則に反し夕食時に酒を飲んだということです。
夕食後、部員の1人が体調を崩し宿舎で発熱しましたが、教師は酒を飲んでいて車を運転できず、代わりに遠征先の学校の教師が部員を病院に連れて行ったということです。
学校側は県外の宿泊を伴う学校行事の際、緊急のケースを想定して飲酒を禁止しています。
学校側の聞き取りに対し男性教師は、「夕食時にビールと焼酎を飲みました。気の緩みです」と話しています。
保護者らは6月上旬、監督の退任を求める要望書を学校側に提出しています。