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6歳男児がプールで溺死 放課後児童クラブ元園長の男性を書類送検 監視など注意義務怠った疑い 滋賀・長浜市

ABCニュース 2024年7月18日 16時43分

 去年、滋賀県長浜市の多目的施設のプールで、放課後児童クラブに通う男の子が死亡した事故で、遊泳の安全管理の責任者だった男性が書類送検されました。

 18日、業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、長浜市の放課後児童クラブの元園長の男性(50)です。

 男性は去年7月、市内の多目的施設のプールで、遊泳中の児童を監視するなどの注意義務を怠り、市内の小学校に通う田中大翔さん(当時6歳)を溺れさせ、死亡させた疑いがもたれています。

 警察によりますと田中さんがプールに入った約8分後に、他の児童がうつぶせで浮いている田中さんを発見したということです。田中さんはもともと泳げませんでした。

 プールは田中さんの身長ほどの水深があり、警察は田中さんが溺れることは予見できたとみて、男性の容疑を固めました。

 元園長の男性は警察の調べに対し、「児童の監視など、児童の命を守るための諸対策を一切していなかった。諸対策を実施していれば事故は起こらなかった」と容疑を認めているということです。

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