特殊詐欺グループの拠点を約470人の捜査員が一斉に捜索しました。
午後2時ごろ、大阪府警の捜査員約470人が一斉捜索に踏み切ったのは「SNS型投資詐欺グループ」の拠点とみられる大阪市内4ヵ所のビルの10部屋です。
警察によりますと、この詐欺グループは今年2月から3月までの間、20代の女性にSNSのダイレクトメッセージで「80%勝てる商材がある」と架空のもうけ話を持ちかけて商材を買わせ、現金約90万円をだまし取った疑いが持たれています。
SNS型投資詐欺グループの拠点とされる場所に警察が捜索に入るのは全国で初めてです。
警察は、このグループによる特殊詐欺被害が総額で約9億5000万円にのぼるとみて捜査を進めています。