京都市内の病院に勤務する看護師の男が、高齢の入院患者2人に暴行し、けがをさせたとして逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、京都市西京区にある医療法人清仁会シミズ病院の看護師・中原優介容疑者(23)です。
中原容疑者は先月13日から14日までの間、入院患者の92歳と76歳の男性2人に病室で顔を殴るなどの暴行を加え、顔の骨を折るなど重軽傷を負わせた疑いが持たれています。
警察によりますと、病院の関係者から「入院患者がけがをした」という内容の相談があり、当時夜勤で2人を担当していた中原容疑者が浮上したということです。
中原容疑者は警察の調べに容疑を認めていて、警察は事件の経緯を調べています。
清仁会は「このような事態となり痛恨の極み」「全職員で再発防止策を講じる」とコメントしています。