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発覚は市長への「告発の手紙」 無賃乗車 京都市交通局の2人を懲戒免職 170回繰り返した職員も

ABCニュース 2024年7月26日 19時39分

 京都市交通局の職員2人が、地下鉄の無賃乗車を繰り返したとして、懲戒免職となりました。うち1人は、駅の執務室内の機器を不正操作し、IC乗車券の入場記録を取り消して計170回、無賃乗車をしていたということです。

 京都市によりますと、市交通局で勤務する20代の男性職員は、同僚の駅職員に「ごめん、通して」などと言って、9回にわたり無賃乗車をしたということです。

 この男性職員の上司は「定期券を持っていたことにする」と提案し、隠ぺいを図っていました。

 こうした不正を告発する手紙が市長宛てに届いたことなどから、市が調査。

 駅員を指導・監督する立場にあった50代の男性職員が、2年半以上にわたり少なくとも170回、無賃乗車を繰り返していたことが判明しました。

 市は、隠蔽を図ろうとした上司を減給1日の処分としました。

 また、無賃乗車をした2人は免職処分とし、今後刑事告発する方針です。

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