合宿中に自身が指導する野球チームの選手の顔や腹を数十回殴ったり、包丁を突きつたりして脅迫したとして逮捕されていた野球指導者の男が去年、この合宿所などがあるスポーツ施設を経営する男性に対しても包丁を押し当てるなどの暴行をしていたとして再逮捕されました。
暴行行為等処罰法違反などの疑いで再逮捕されたのは、滋賀県近江八幡市に住む野球指導者の小寺学容疑者（４３）です。
小寺容疑者は去年９月、スポーツ施設経営者の男性が、些細な約束を守らなかったことを理由に、首を腕で締め付け、腕に包丁を押し当て「お前何してくれてんねん」「殺すぞ」などと言ったり、足を蹴るなどの暴行を加えて「お前ほんま殺すから」「会うん最後かもしれんぞ」などと言ったりして脅迫した疑いが持たれています。
小寺容疑者は９日に自身の野球チームの選手に対して、顔や腹を数十回殴り、包丁を突きつけ「殺すぞまじで」などと脅迫したとしてすでに逮捕・起訴されていて、その捜査の中で今回の犯行が明らかになったということです。
調べに対し、小寺容疑者は容疑を認めています。