病院側は死亡と処置との因果関係を認めなかったということです。
神戸徳洲会病院では去年、男性医師によるカテーテル処置の後に、患者が死亡するなどした事例が相次ぎ、病院は12の事例を検証していました。
このうち去年1月の処置後に死亡した70代男性の遺族に対し、病院側が先月、調査結果を説明したことがわかりました。
遺族側の弁護団によりますと調査結果は、死因について「偶発的な心破裂」とした上で、処置と死亡との因果関係については認めませんでした。
「直ちに開胸手術をしていたとしても救命できなかった可能性が高い」などとまとめられており、弁護団は調査内容が不十分だとして、国の制度に基づき外部の専門機関にさらなる調査を求めるということです。