神戸市のゴルフ場で赤ちゃんの遺体が見つかり、28歳の女が殺人の疑いで逮捕された事件で、遺体が入れられていた袋は、現場のトイレにあったものであることがわかりました。
大阪市平野区の無職・建原優香容疑者(28)は先月18日神戸市北区のゴルフ場のトイレで出産した男の子の赤ちゃんを便器の中に放置して窒息死させた疑いで1日、送検されました。
建原容疑者は「殺意はありませんでした」と容疑を否認しているということです。
その後の捜査関係者への取材で、遺体はゴルフ場のトイレに設置されている袋に入れられていたことが新たに分かりました。
建原容疑者は、当日の早朝知人の車でゴルフ場を訪れて、午後2時ごろにトイレで出産したとみられます。
遺体には、首を絞められた跡はなく、袋には胎盤も入っていたとみられ、警察は計画性の有無について調べを進めています。