兵庫県の元幹部が斎藤知事らを内部告発した問題をめぐり、県議会に設置された百条委員会が、今月３０日に知事を証人尋問に呼ぶことを決めました。
４回目の開催となる百条委員会は、午前１０時から開かれました。
斎藤知事をめぐっては、死亡した県の元西播磨県民局長（当時６０歳）が、「職員へのパワハラ」や「業者からの物品受領」などの疑惑を告発する文書を作成していました。
２日の百条委員会は、斎藤知事に今月３０日の出頭を求め、パワハラ疑惑について証人尋問する方針を決めました。
斎藤知事はこれまで、パワハラ疑惑を「業務上、必要な範囲の指導だった」として否定しています。
証人尋問は知事のほか、県職員１０人に対しても実施され、うち８人は心理的負担を考慮して、非公開とする予定です。