滋賀県大津市の消防署で訓練中の男性隊員が約4.7メートルの高さから落下する事故があり、男性隊員は死亡しました。
消防などによりますと1日午後3時20分ごろ、大津市中消防署で消防士の青木裕樹さん(31)が人形をロープで引き上げる訓練中に約4.7メートルの高さから落下しました。
青木さんは頭を打ち、搬送先の病院で死亡しました。
現場には安全マットも敷かれていましたが、頭を打ち付けたのは地面だったということです。
訓練には安全管理者が置かれ、青木さんは命綱を着けていたといい、警察は安全管理に問題がなかったか詳しい経緯を調べています。
大津市消防局は「徹底した原因究明と再発防止を行ってまいります」としています。